ある政党はリーダーがハーケンクロイツ(ナチスドイツのシンボル)に似たまんじの入れ墨をいれ、ある政党は「祖国全土からイスラム教徒を追い出そう」と呼びかける。さらに、ある党の創設者は「移民にエボラ出血熱をばらまけばいい」と言う。
欧州議会には、これまでにない反欧州連合(EU)的、極右的、反移民的な風が流れ込もうとしている。5月25日に行われた選挙の結果、今年はベルギーのブリュッセルにある欧州議会に、極右政党が各国代表として大量に参加する初めての年となったのだ。
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そういった政党のほぼすべてがEU懐疑論(ヨーロッパの統合に対して反発する理念や思想)を理念にしている。こうした懐疑派は、イギリス独立党(UKIP)をはじめとする反EUの主流派と合わせると、欧州議会の約3分の1を占めることになる。
各国の極右政党を紹介していこう。
フランスの国民戦線
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ドイツ国家民主党
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ギリシャの「黄金の夜明け」
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真のフィンランド人
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デンマーク国民党
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オランダの自由党
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ハンガリーの「ヨッビク」
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オーストリア自由党
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イタリアの北部同盟
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イギリス独立党に負けたイギリス国民党
PA
[Jessica Elgot(English) 日本語版:遠藤康子/ガリレオ]
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